フジテレビの長坂アナウンサー セクハラで懲戒処分

  • 2009/07/18(土) 14:07:58

7月18日 報知新聞

08年の北京五輪で野球、柔道などの実況を担当したフジテレビの長坂哲夫アナウンサー(42)が、スタッフにセクシュアル・ハラスメント行為を働いたとして、16日付でアナウンサーの役位剥(はく)奪の懲戒処分を受けていたことが17日、分かった。長坂氏は同日付でアナウンス室から総務局内の部署へと異動となった。

 フジテレビ広報部は「相手の女性への配慮のために内容を明かすことはできない」と具体的に言及することは差し控えたものの、「事実です。誠に遺憾なこと」とコメント。長坂アナは処分が下されたことを重く受けとめ、軽率な行動を取ったことを深く反省している様子だという。

 長坂アナのほか、7月からアナウンス室長となった福井謙二アナ(55)ら6人についても、管理責任として減給処分が下された。>(引用ここまで)


このようなアナウンサーというヒトに伝える立場のヒトがセクハラで懲戒処分では、話になりません。会社および上司にあたる室長にも重大な責任があるということを忘れてはいけません。

社内研修でセクハラ研修をするのはもちろんですが、一度こういう事件をおこしたら人生終わりといってもいいくらい大変なことだということを何度も定期的に伝えていくことが大事です。よく免許更新の研修で交通事故の衝撃的な映像をみせられたあとは、意識も高くなりますが、あのようなイメージでしょうか。

セクハラは、セクハラする側にも仕事でのストレスがたまっている場合にもおきやすいですし、ちょっとした不快な性的な発言がエスカレートして大きな事件になってしまうことも多いです。

いずれにしても快適な職場環境をつくることで、働くヒトのモチベーションを高め、このようなセクハラがおきないような風土をつくることが大事です。そうなるとやはりその部署のリーダーの人間性も大事になってきます。仕事は優秀だけど、性格や人間性は逆によくなかったり、プライベートもだらしないというようなヒトもリーダーに選ばれてしまい、組織を破壊してしまっているケースも時に目撃します。

男女雇用機会均等法では、

事業主は、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する従業員の対応により当該従業員がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該従業員の就業環境が害されることのないよう、当該従業員からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。

と定めておりますので、企業側に責任がありますので、何か起こる前に対策を講じなければならないのです。


さて、皆さんの会社ではこのような事例ありませんか?

1 女性上司が男性部下に「男の癖に気が小さい」とか言っている

2 男性だから残業は、多くやって(同じ部署の女性同僚と比べて)当たり前と言っている

3 仕事帰りに男性上司が、男性部下に向かって「おまえも男なんだから、一緒に風俗行くぞ」と言う


これらは、状況により全部セクハラに該当する可能性が高いということです。

男女雇用機会均等法は、2007年に大きく変わり、今まで女性に限ってきた性的差別を男女関係なく禁止する、いわゆる“逆セクハラ”も対象となっています。

女性は弱い立場だから擁護しましょうという考え方から男女平等の考え方が浸透してきているということです。しかしながら、現実には女性労働者が不利益を被ることがあるので労働基準法や育児介護休業法なのでは、保護されている部分もあるのです。

もちろん性別の違いだけで、同じ学歴の新入社員が、入社時の賃金や退職金の基準となる算定基礎額が違うなんてことはあってはならないことですし、いうまでもなく男女雇用機会均等法に反するということを忘れてはいけません。

企業名の公表にもつながる男女雇用機会均等法違反は、ダメージも大きいですし、働くヒトのモチベーションも下げてしまいます。男女差別といえば最近の昭和シェル訴訟や兼松事件が有名ですが、中小企業でも提訴される可能性はたくさんあるということを肝に銘じておきましょう。

この記事が少しでも
参考になったと
思われた方は、お手数ですが
応援のクリックを
お願いします。

     ブログランキング


会社バナー 2





スポンサーサイト