あの日、「負け組社員」になった…―他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方

  • 2010/02/15(月) 07:20:47

私は、仕事柄、経営や人事、労務に関する本をたくさん読んで専門分野の勉強をするとともに、それらをお客様へのサービスにいかしています。

さて、今回は最近読んだ10冊ぐらいの中で、とても印象に残り、専門家である私も学ぶべき点がたくさんあった吉田典史さんの書籍「あの日、「負け組社員」になった…―他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方について、ご紹介とともに私の感想を書き留めておきたいと思います。


あの日、「負け組社員」になった…―他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方あの日、「負け組社員」になった…―他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方
(2009/12/11)
吉田 典史

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内容紹介は、アマゾンより引用しますと 
出世なし!逃げ場なし!希望なし!社内で完全に孤立した人たちの、些細なきっかけとは?「負け組社員」24のノンフィクションから学ぶ、自分の身の守り方。

社内の遊泳術、会社の仕組みをよくわかり身を守るためには読んでおいて損はありません。

ご存知の方も多いと思いますが、吉田典史さんはフリーのジャーナリストとして活躍しており、多数の書籍を執筆しております。また人事労務の専門誌やインターネットなどに連載をたくさんもっており、その忙しい中でも現場の取材を大事にしている方です。いずれも独得の切り口を持っており、鋭い視点と現場で働く人の詳細な心理面の描写などはとても優れており、今回の著書についても楽しみにしていましたが、やっと読み終えることができました。

タイトルを見ればわかるとおり労働者向けの書籍ですが、私たち経営者やコンサルタントも労働者側の気持ちというものを理解するために読んでみるとよいと思いますし、実際にこのようなリアルな事例は参考になります。

実際、経済環境は変化し、企業も変化していますが不変のこともあります。著書の中であちこちでふれられている組織の中をうまくいきぬく方法は必ず役に立ちます。逆にこのような本のタイトルをみて「俺には関係ない」と思う人、ためしに読んでみようと思う人、素直に気になる人などいろいろあると思いますが、俺には関係ないと思う人が一番自分をわかっておらず、あっという間に負け組に陥るのです。

営業成績のいい一匹狼のような従業員もあるときに組織からはじき出されることもあります。私がコンサルをする側で仕事の仕方を改善する場合には、仕事の共有化や多能化をすすめるわけですが、このようなわがままな一匹狼タイプがいれば、排除する方向(配置転換)に持っていくこともあります。そのような企業の姿を事例として取り上げているのを見ると、まさにそのとおりと思わず微笑んでしまいました。

いずれにしても共感するところも多く、企業側のやり方をこれだけ細かく書かれているのは、他の書籍にはなかなかありませんし、逆に取材をしっかりしているからこそ、読者である私を引き込むだけのものがあるのでしょう。

労働者の立場にある人は、他人事ではないと思ってまずは黙って読んでみて、もう一度自分を冷静に見つめなおすことが必要だと思います。

売れる本には、理由があるといいますがこの本もなかなかいい感じで売れているようで、今流行の前向きな朝活で〇〇力アップとか、自己啓発のすすめみたいな本にうんざりしている人には、気分転換によいのではないかと思います。

こちらの書籍はもちろんですが、日経ビジネスアソシエ オンラインの 職場を生き抜けも人気ですのでぜひご覧ください。私は、たくさんある連載のなかでもこのコーナーが好きです。

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