激安スーパー玉出、パートが過労死 時間外147時間

  • 2009/12/08(火) 12:32:35

12月4日 asahi.com

激安スーパー玉出、パートが過労死 時間外147時間


 大阪の激安スーパーとして知られる「スーパー玉出(たまで)」(大阪市西成区)が、パート従業員らを違法に長時間労働させていたなどとして、淀川労働基準監督署は3日、スーパー玉出の前田託次社長(65)と同社を労働基準法違反などの疑いで大阪地検に書類送検し、発表した。長時間働かせていたパート1人が亡くなっており、同署は「過労死」と認定した。

 淀川労基署によると、スーパー玉出東淀川店に勤務していた50代の女性パート従業員が2007年9月、勤務中にくも膜下出血で倒れ、約1カ月後に死亡した。1日平均約12時間働き、時間外労働は月147時間に及んでいた。同署は、遺族の申請に基づき違法な超過勤務による死亡と判断、08年5月、女性の労災を認定した。

 女性の過労死をきっかけに、同署は東淀川店を調査。その結果、前田社長と同社は07年7~9月、亡くなった女性を含むパート従業員の男女計18人に、月平均約120時間の違法な時間外労働をさせたうえ、同年7~10月分の時間外の割増賃金約146万円も支払わなかった疑いが判明。また、労働安全衛生法で定められた年1回の健康診断を受けさせなかった疑いも持たれている。

 同署は、東淀川店のパート従業員の給料明細書やタイムカードを提出しなかったとして、当時同社顧問だった社会保険労務士(53)も労基法違反容疑で書類送検した。

 スーパー玉出管理本部は「長時間労働と健康診断は指導を受け是正した。割増賃金は通常の賃金の中に含まれており、支払っていると認識している。女性の遺族とは和解した」としている。

 民間信用調査会社などによると、スーパー玉出は1978年に創業され、09年2月期の売り上げは約450億円。大阪府内で約50店舗を展開している。

(引用ここまで)

こちらも過労死のニュースです。パートなのにこんなに残業時間があるというのも異常な環境にあったといえます。企業の経営環境が厳しい中で、犠牲になってしまったともいえるでしょう。大阪府内では有名なお店のようですが、スーパーに限らず、似たようなリスクは飲食業にもあります。

パートタイマーの割増賃金は未払いということですが、通常の賃金の中に含まれているという企業側の言い分がよくわかりません。こういう言い訳は通じないということを理解しておかないといけません。

顧問の社会保険労務士も給料明細書やタイムカードの提出を拒否したということで書類送検されていますが、相当悪質と判断されてのことだと思います。


社労士書類送検されたとのことで、同じ仕事をしていて恥ずかしい限りですが、労働基準監督署には逮捕権があるということを覚えておいていただきたいと思います。

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カレーうどん「古奈屋」、残業代不払い容疑で書類送検

  • 2009/03/13(金) 15:03:08

3月12日 asahi.com

カレーうどん「古奈屋」、残業代不払い容疑で書類送検

従業員に長時間のサービス残業をさせていたとして、池袋労働基準監督署は12日、カレーうどんチェーン店「古奈屋」(本社・東京都豊島区)と同社の戸川貞一社長を、労働基準法違反(時間外、休日及び深夜の割増賃金不払い)の疑いで書類送検した。07年に同労基署が是正勧告したが従わず、悪質性が高いと判断した。

 調べでは、古奈屋は当時、残業代について1カ月に30時間を上限とする打ち切り制を導入していた。その場合でも、超過分については、残業代や深夜割増賃金を支払う義務があるが、不払いだった。

 07年4月~08年2月に働き、違反が確認された6人の正社員の事例では、残業が月100時間を超し、1カ月当たりの不払い残業代が約20万円にのぼる人もいたという。

 古奈屋は83年に東京・巣鴨本店を創業。現在は六本木ヒルズなど東京のほか、兵庫県西宮市などにも計13の直営店を展開している。
(引用ここまで)

古奈屋は、3回ぐらい利用したことがありますが、このような事件がニュースになってしまうのは残念です。経営に影響があるとかないとかではなく、このような歴史がある立派な企業が経営理念に矛盾するような行動はおかしいですし、正しい専門家はそばにいないのでしょうか?

指導を受けて、是正しようとしないのはどういう判断からなのか推測がつきませんが、悪質であれば書類送検されるのはこれまで明らかになっていることですので、同業の皆様も早めに是正していきましょう。

弊社も最近は常に3件以上の労働基準監督署是正勧告案件に対応していますが、企業側が今後きちんと労務管理していこうと前向きに考えているところはやりがいもありますし、今後の成長に貢献したいと心から思って必要以上のサービスを提供したくなるものです。

飲食店やサービス業などは、まだまだ古奈屋のようなところもあるでしょうけど、法律にはさからえないのですから専門家の知識をうまく活用するのが得策といえるでしょう。

弊社も残業代の削減のために、法的な視点と仕事の仕方などの改善の視点からのコンサルティングサービスを行っていますのでどうぞ御気軽にご連絡ください。

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<すき家>残業代未払い問題で書類送検へ 仙台労基署

  • 2008/12/06(土) 11:47:43

12月6日 毎日新聞

すき家>残業代未払い問題で書類送検へ 仙台労基署

外食産業大手・ゼンショー(本社・東京都)が展開する牛丼チェーン「すき家」の残業代未払い問題で、仙台労働基準監督署は、仙台市泉区の店舗で働くアルバイト3人に時間外労働分の未払い賃金があるとして、会社と賃金担当役員を労働基準法違反(賃金の不払い)容疑で近く仙台地検に書類送検する方針を固めた。

 調べでは、ゼンショーは06年、数回にわたり、元スイングマネジャー(実質的店長)ら22~41歳の男女3人に、残業や休日出勤などの時間外労働分の割増賃金計十数万円を支払わなかった疑い。

 3人は昨年10月、割増賃金の支払いを求めたが会社側は拒否。加入する労働組合「首都圏青年ユニオン」を通して、東京都労働委員会で行われた協議で、会社側は「3人との契約は業務委託契約で労働契約ではない」「うち1人は実質的店長で管理監督者のため時間外手当は発生しない」などと主張した。

 3人は今年4月、仙台労基署に刑事告訴。同月にはゼンショーに対して05年9月~06年10月の残業代などの支払いを求める訴えを東京地裁に起こした。
(引用ここまで)

業務委託であると貫き通した結果が書類送検になったわけですが、なんだかすっきりしないです。

刑事告訴されているということの意味をわかってはいるはずですが、企業側の対応は変わらなかったということです。

今後どうなるか専門家として、そして一消費者としても注目していきたいと思います。

■4月8日 asahi.com「残業代など不払い」 バイト3人が「すき家」刑事告訴牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(東京)が、残業代などを適切に支払わなかったとして、すき家仙台泉店(仙台市)のアルバイト3人が8日、同社を仙台労働基準監督署に刑事告訴した。契約社員として店長を務めた女性は、管理職を理由に他店での応援分の賃金などをもらえなかったという。  告訴したのは、仙台市内に住む男性1人と女性2人...
「残業代など不払い」 バイト3人が「すき家」刑事告訴