賞与を基本給〇か月分支払うという考え方

  • 2010/02/08(月) 07:24:42

私が就職活動をしたころから、賞与 夏 2,2箇月 冬2,5箇月分などと会社四季報の就職活動版には記載がありましたし、いまだに中小企業の社長も「夏冬それぞれ2ヶ月は出さないといけないから大変だ」などとおっしゃっています。

でもはっきりいいますが、中小企業は、基本給の何か月分という考え方はやめたほうがいいと思います。

賞与の性格を再度考えてみましょう。基本的には賞与は、金額が確定しているものではありません。しかしながら従業員は賞与はもらって当たりまえのものだと誤解してしまったら、それは大変なことです。

中小企業はこの厳しい景気の低迷期においては、利益を出すのも大変です。賞与は給与の補填ではなく、頑張って出た利益の配分だと考えるなら、利益が出ていなければ賞与を出すことはできないのです。もちろん契約として賞与額が確定しているものであれば仕方ないですけど・・・。

中小企業のなかには、やはり基本給の1ヶ月分は出してあげたいからとの理由で、基本給をあげないようにして、意味のわからない手当てなどでカバーしているところもありますがそれは本当に正しい方法ではありません。基本給を低く設定して、賞与の月数を多めに見せるような小手先の調整はボロがすぐに出ますし、レベルが低すぎます。

利益が出たら、それを賞与として分配し、頑張った人に分配が多くなるのが自然な姿です。部署別での配分があるならまだいいほうですが、基本として基本給の2ヶ月であとは多少0.2のプラスマイナスがあるくらいのような決め方ではまずいでしょう。

もちろん賞与の支払い方については企業独自に考え方はいろいろありますし、「うちは内部留保を崩しても、賞与2ヶ月は絶対払い続ける」という会社もあると思います。

でも過去の実績や勤務年数が長いだけで、賞与が高いようでは不満もあちこちから生まれてくるはずです。努力した人が報われるような制度でなければ、優秀な人材は定着してくれません。

賞与は、原資が決まっている中での配分方法をどうするかという単純な方法であることを再度確認する意味でもこちらのブログに記録として残しておきたいと思った次第です。

これを機会に賞与の意義について再度深く考えてみてはいかがでしょうか?

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