FC2ブログ

厚生年金:妻に半額 給付下げ3年間で 厚労省方針

  • 2011/10/03(月) 21:15:56

9月29日 毎日新聞


厚生年金:妻に半額 給付下げ3年間で 厚労省方針

 厚生労働省は29日、専業主婦らを対象とした第3号被保険者制度について、夫の保険料の半分を妻が支払った.とみなし、夫の厚生(共済)年金を夫名義と妻名義のものに半分ずつ分ける「二分二乗」方式とする方針を示した。世帯単位でみた保険料負担や年金受給額は変わらない。また、厚労省は同日、今の年金水準を3年間かけて段階的に引き下げる考えも提示した。いずれも社会保障審議会年金部会で示した。来年の通常国会への関連法案提出を目指す。

 3号の人は保険料を負担せず老後に基礎年金(11年度の満額は月6万5741円)を受給でき、共働きや自営業者の妻らから「不公平だ」との批判が出ている。このため、「専業主婦らも保険料を負担している」と位置づけることにした。ただ、夫婦で厚生年金を分割すると、妻が先に死亡した場合に夫が少ない年金のままとなる可能性もある。

 一方、年金水準の引き下げ案は、過去の物価下落時に給付カットを避けたことのつじつま合わせをするものだ。

 毎年度の年金額は、前年の物価水準に連動して決まる。しかし、00~02年度の年金額は物価が下がったのに「政治判断」で据え置かれ、その影響で今の給付水準は本来より2.5%高くなっている。厚労省はこれを3年で解消するため毎年0.8~0.9%ずつ引き下げる意向で、毎年、国民年金(満額)なら月額500~600円程度、平均的な厚生年金(月額約23万円)の受給世帯だと2000円程度下がる。

(引用ここまで)

今回の発表は、専業主婦らの受給権を高めるとともに、働く女性たちの批判に応えようとしたものですが、本質的な変化はまったくありません。夫婦で合算した負担に変化はなく、「不公平感の解消」につながる保証はないので、このようなものでは話がまず進まない気がします。

肝心の小宮山大臣も3号制度についてはおかしいと語っているわけですから、納得のいく改正案を提示してほしいと思います。


会社バナー 2

マイベストプロ

読売新聞運営のサイト 「マイベストプロ東京」で街の専門家として紹介されています。コラムも執筆中です。

参考になったと
思われた方は、お手数ですが
応援のクリックを
お願いします。

     ブログランキング


関連記事
スポンサーサイト



この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する