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富士宮信用金庫 職員自殺 上司に損害賠償 暴言や暴力 嫌がらせ行為 1億1200万円

  • 2011/12/03(土) 23:59:06

11月30日 読売新聞

 「上司の暴言で自殺」信金職員両親が損賠提訴


富士宮信用金庫(静岡県富士宮市元城町)の職員の男性(当時23歳)が自殺したのは、上司による暴言や暴力、嫌がらせが原因だとして、男性の両親が同信金を相手取り、逸失利益など計約1億1200万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を静岡地裁に起こしたことが29日、わかった。

 代理人の弁護士が明らかにした。提訴は28日。

 訴状によると、男性は大学卒業後の2010年4月、富士宮信用金庫に就職し、富士支店(富士市中島)に配属された。その後、上司の男性係長から「何でこんな仕事を選んだんだ。向いていない」「使えねぇ」などと暴言を吐かれ、昼食を取ろうとした際も「仕事も出来ないのに飯なんて食ってんな」などと言われたという。足や尻を蹴られる暴行も度々受け、男性は精神的に追いつめられたと主張している。男性は11年5月、勤務時間中に富士市内のマンションから飛び降りて自殺した。


 原告側の弁護士は「信金側は家族の問い合わせにも、暴言や嫌がらせについて完全に否定し、誠意ある対応をしなかった」と提訴の理由を説明している。


 同信金は「まだ訴状を受け取っていないのでコメントできない」としている。

(引用ここまで)

いわゆるパワハラによるものと思いますが、原告側の弁護士から、暴言や嫌がらせは完全に否定ということで提訴ということになりました。

損害賠償の案件ではありませんが、労災の適用を求めて提訴し、労災認定された案件が過去にありました。

うつ病になった会社員が自殺したことをめぐり、遺族が労災と認めるよう求めていましたが、東京地方裁判所は「上司が『会社をやめろ』、『死ね』などと暴言を繰り返したことが原因だ」と指摘し、労災に当たるという判決を言い渡したものです。この判決は、タンカー会社のケースでしたが、金融機関の場合、似たようなことはかなりたくさんあるはずです。(推測)

過去にも事件にはなっていないが大手金融機関などでは、自殺している人はたくさんいます。そのくらい厳しい環境に追い込まれるようですが、今までのように部下のマネジメントをしていても部下の成果があがるわけではなく、また訴訟されたりするリスクばかりが高まるだけで、今後はこのあたりも課題となってきます。

いずれにしてもこの職員が自殺したことが、上司の暴言や嫌がらせを原因としたものであったということを証明できるのかということがポイントになります。全面対決になるのかと思うとかなり厳しいところですが、企業名が出されてしまい、新聞等に出てしまうのは、事実関係に関わらずお客様から見るとちょっと遠慮したくなってしまうというのが本音ではないでしょうか。

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