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裁量労働制の過労自殺で和解=コマツと研究員遺族間で-東京地裁

  • 2006/07/30(日) 01:30:41

7月28日 時事通信

労働時間や仕事の進め方が個人の決定に委ねられる裁量労働制で勤務していた大手機械メーカー「コマツ」(東京都港区)の研究員諏訪達徳さん=当時(34)=が自殺したのは、過労が原因だとして、遺族が同社に約1億8000万円の損害賠償を求めた訴訟は28日までに、コマツ側が和解金を支払うことなどで、東京地裁で和解が成立した。
(引用ここまで)

労災認定されたこの事件について、私はこの報道をよく覚えております。2002年の9月の毎日新聞の記事では

 労基署や親族によると、諏訪さんは98年から会社の成果主義導入に伴い、昇格。入社以来、14年間勤務していた機械設計部門からレーザーシステム開発部門に移り、研究開発業務を担当する一方、部品購入や営業まで受け持つなど激務が続いた。
 
死亡当時の裁量労働制による勤務時間の記録はなかったものの、亡くなる2年前には一カ月平均で160時間余の残業時間が給与明細書に記載されていたという。
 
また、死亡半年前の健康診断で腎・肝機能の再検査を指摘されていたがそれらに関して、上司からの健康上の配慮はなかったと語っている。

と書かれており、会社側に責任があるといわれても仕方がないと思われます。和解に至るまで約4年間かかったわけですが、その後においても過労死による労災認定されているものがいくつかあります。

これは氷山の一角といえるでしょう。中小企業であってもいつ提訴されるかわかりません。

特に月に80時間以上残業させている会社は、要注意です。まずは業務の改善に取り組みましょう。そして健康診断についてもきちんと法定どおり実行してください。

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