FC2ブログ

モデル賃金とは? そもそもの目的は?

  • 2013/06/14(金) 09:05:24

今日は、お客さんと話していて
ふと思ったことを まとめておきたいと
思います。

世の中では、モデル賃金という言葉が使われて
おり、その意味はもちろん概要はわかっているが
あらためて調べてみると

コトバンクでは、

学校卒業直後に企業に入り,平均的・標準的に昇進しつづけた場合の給与(基本給と手当,ただし所定労働時間外の労働について支払われる給与を除く)を示すものである。このモデルは学歴・年齢・勤続年数・扶養家族数を指定し(たとえば高等学校卒・男子・27歳・勤続9年・扶養家族1人の者というように),一般的な月収額を企業について調査したものである。モデル賃金に2種ある。(1)は理論モデルと呼ばれ,指定された条件に合う従業員給与を就業規則・内規などで平均的に昇進したと仮定して想定賃金をつくるもの,(2)は実在者モデルと呼ばれ,モデルに合致するものがいれば現実の額を,これに合致するものがいないときは近い条件の者の現実の給与から類推した額を示すもの,である。

そこで疑問は、モデル賃金を企業がわざわざ示す意味があるのか?

もともと何のために 必要なのか?

いろいろ当然疑問がうまれてくるのでありますが、
当たり前のことは答えられてもよく考えてみると
いまいち納得できない部分もあるし、それは相手に伝えても
なんとなくわかるけど、ちょっとね・・・。という感じは残ります。


実際に、モデル賃金をお役所が発表するのは、もちろん
各企業のためでもあり、勤労している国民のためでも
あるのですが、ちょっと掘り下げて考えれば

これ自体が1つの仕事であること、そして世間の相場が
高いということを確認して予算を多くとり、いかに役所の
人たちの賃金水準もあがるようにするかということも大事な
役割の1つなのです。

実際には、各企業がバラバラの基準であったり、時間外労働や
手当のことなど統一していないことも多く、実際に現在においては
みなし残業手当などを導入する企業が増えてくると、それが
所定内賃金として入れるのかそうでないかは、雲泥の差が
あるにもかかわらず、なんとなく曖昧になっていることが
あると推測されるのです。

やはり見える化することは、重要で参考資料にはなる。だから
企業としても外部に発表しないまでも、社内で提示できるようには
したいところだが、年齢だけで右肩上がりで賃金が上昇することは
なく、人によりその幅が大きすぎるということで、モデルという
意味のために平均を出すのは、よほどの大企業でなければ難しい
のではないかと私は思われます。

推移をみるのはよくても明らかにその数字のマジックに
引っかかってはいけません。

企業規模も業種も職種も、学歴もとにかくさまざまで、これだけ
中途入社の人が増えている転職活性化時代には、参考にならなく
なっていますので、特に100人前後くらいの中小企業などは
参考にする程度はいいけど、決してそれが真実かどうかはわからない
ということで、何よりも大事なのは、同業他社のクチコミ情報だったり
するわけです。

それも実際に支払われている金額、残業代も含めての
部分です。もちろん残業代部分を除いた金額がわかることが当然必要
なんですが、そこがごちゃごちゃしてきていると思いますので難しい
のですがね・・・。

いずれにしても賃金カーブがどう描かれるのかは、学卒の新入社員などにも
理解してもらうためには、必要でどうしてそうなるのかということ
、そしてあくまでモデルはモデルであることをわかりやすく解説して
おいてあげたいところです。

そんなわけでモデル賃金を発表することは、意義はあるのかどうか
について、もちろん意味はあるし、社内で計画をたてたりすることにも
役立ちますからいいのですが、それを目的としないことです。

今は職種を超えた人事異動も激しく行われる中で、
中小企業には意味がないものであれば、目安としてこういう賃金推移と
なるような人材になってほしいというような位置づけで提示するのも
1つの方法ではないかと思った次第です。

賃金については、またいろいろ今後もブログにアップしたいと思います。

会社バナー 2





参考になったと
思われた方は、お手数ですが
応援のクリックを
お願いします。

     ブログランキング


関連記事
スポンサーサイト



この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する