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平成25年度 社会保険労務士 倫理研修  日本教育会館

  • 2014/03/01(土) 15:20:15

先日、社会保険労務士の研修として、5年に1度義務付けられている
倫理研修に参加してまいりました。この研修は2008年からスタートした
ので今回は、私は2回目。ちなみに前回は中野に行って昼間に受講したが
2時間でしたのでまあ楽でした。

今回はなんと3時間なので終わると夜9時近く。
さすがにぐったりですが、とても大事な研修です。

さて、倫理研修は、社会保険労務士の職業倫理を保持するため、
都道府県社会保険労務士会において、所属する全会員が5年
に1回必ず受講しなければならない義務研修ですので
5グループに分けてたくさんの人が登録年度ごとに受講して
いくことになります。

平成13年登録の私は、昨年が指定の年だったのですが
訳あって1年遅れての参加ということで、もうあとがない・・・。

今年は絶対参加ということで事前予習することはさすがにしません
でしたがテキストは、事前にネットでみて勉強しておきました。

地方はグループに分けてディスカッションしたりする場面もあるとか
聞きましたが、東京は、会場が800人とか1200人とかなので
いわゆる劇場のようなところで話を聞くだけです。

倫理研修は、絶対に受けなければならず欠席はできませんので
当日は地方に出張でしたが、とんぼ返りで夕方のこの研修の参加に
間に合わせるように帰って来ました。

未受講だと懲戒処分になってしまうかもしれないので、欠席するに
も事前のどうしても参加できない厳格な理由がある書面などを
提出しなければなりません。

そんなわけで年配の社会保険労務士の方もたくさん参加して
おりますが、知り合いもいない人が多く1人だと寂しいものですよね。

そういう私も、「ぼっち」でした。(正直かなり寂しかったですね。)

隣のほうに座っていた4人くらいの若者男性のグループが新鮮で
ちょっと楽しそう。同じ会社か事務所勤務なんだろうという
感じです。同期開業かもしれませんけどね。

顔をみたことがあるとか少しは話したことがある人も見かけましたが
、それほど社会保険労務士同士で飲みに行ったり
ベタベタつるんでいないので(一緒に勉強したり、一緒にコンサル
する社会保険労務士仲間はいますよ)
一緒に行くような仲間は多分いなかったはずです。
まあエリアもありますし、登録年度で5グループに分かれて
いますからね。

いずれにしても3時間という長時間でしたが新しい気づき
そしていろいろ学ぶこと、改善しないといけないことも
ありました。


この研修を運営していただいている社会保険労務士会の役員の方や
研修委員の人たち、受付のところで仕事をされている方たちには
心からお礼をいいたいと思います。ほんとうに大変な業務ですし
苦労がわかるだけに、参加する側としては心からありがとうと
思って一生懸命働いている人たちをみつめていました。

さてそんな研修の中から最も気になった設問の例題を1つあえてとりあげておきたいと
おもいます。

みなさんは、どのように考えますか?
倫理という視点から何が問題で何がテーマなのか。

平成25年度 倫理研修設例問題


設問1

 次の事例は、ある社労士の活動を想定したものです。
「職業倫理」を意識したときに、あなたならどう思いますか。

 社労士試験に合格し、実務経験のなかったA氏は、約1年間
の事務指定講習を受け開業しました。今後の社労士としての
自己業務領域を定め、研修参加、自己啓発、情報収集などを
行い、今後の業務展開の方向性を探っています。
 
 脱サラでの開業ですから社労士業務以外の収入はありません。
生活上の様々な支出も想定されます。早く、サラリーマン時代の
収入の水準に、そして3年間で1千万の年商を目指すことを
行動計画の中で設定しています。

そのためには早くクライアントを獲得することが先決です。
サラリーマン時代はルートセールスが主であり、飛び込み営業
の経験はありません。
 
開業に際して、「先輩の社労士に挨拶すると良い」と聞いていたこ
とから、挨拶を兼ね、紹介されたあるベテラン社労士を訪ね、意見を聞きました。

 「開業しても3年から5年は喰えない覚悟をして臨みなさい。」、
「あまり宣伝活動などをしたら、社労士法でいう品位を損なうことになるの
で注意しなさい。」、「営業はあまりしない方がいい。営業かけた企業に既に
顧問社労士がいたら営業妨害になるよ。」など、ベテラン社労士の意見はどちら
かというと社労士Aにとって意欲を削ぐ内容でした。

 しかし、事務所でじっと待っていても、いつになったら収入を得られるか
分かりません。意を決し営業活動を行うことにしました。

 何件か企業を廻りましたが、ことごとく門前払い「間に合っています。」と
、押し売りの撃退口調であしらわれました。気が滅入ってもう帰ろ
うと思いましたが、ここで挫けたらだめだ! もう一軒だけと、ある企業
に営業をかけました。この企業では、社長と総務担当部長が話を聞いてくれました。

 話の中で、すでに先代の社長から顧問社労士Bがいることが分かりました。
それでも社長から「あなたが何を提供できるか話してくれ」といわれ、社労士
Aは「毎月一度は訪問し、その期間に生じた労務問題の解決助言を行う。」
「手続き業務は得喪や保険事故を連絡いただけたらメール及び電子申請でスピ
ード化を図る。」、「業務委託料金は、先輩諸氏からの情報をもとに自分なり
に設定した金額で。」など、業務契約の範囲で自分ができることを熱心に
説明しました。それから一週間後、その企業から電話があり、あなたと契約する
ことにしたから一度会社に来てくれと言われました。



社労士もいろいろ、人生もいろいろ。

いろいろ考えることがあると思いますが、士業の常識は非常識と
よくいわれますが、このような倫理研修にいくと倫理観のかけらも
ないような人でも社会保険労務士として登録しているだけで、少しは
気を引き締めるような思いがしていいのかもしれません。



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