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最後の営業 最後の授業

  • 2014/07/02(水) 23:35:44

このような仕事をしているとお店の閉店だったり
会社をたたんだり、事業が買収されたりする瞬間に
遭遇します。

人との別れだけではなく、店舗や会社のオフィスで
の最後の別れを惜しむ日もあります。

私は、それがお客さんのことであったとしても
結果だから仕方ないよねと
ドライに考えられないので、どうしてそうなったのか?
原因はなんだろう? 他に方法はなかったのか?
私にもっとやれることはなかったのか?もっと相談してもらえなかった
のかと後悔することもあります。

過去3度くらいは、同じくらい大きなことが
ありましたが、今回も前向きではあっても
衝撃的な事件ではありました。

最後の営業日、育ててきたものが旅立つときです。抜け殻というか
放心状態になってしまうという話を聞いたことがありますが、同じ心境でしょうか。

そのとき経営者は何を考え、スタッフは何を思うのでしょうか。
オフィスやお店でずっとうずくまり、ずっと夜通し泣きながら
語り合っていたというドラマのような話もあります。
最後の営業が終わって、ビールで乾杯をしながら、「完敗だったな」
などと言っているかもしれませんが・・・。(ないか)

いずれにしても1つの大きな喪失からの再生へのエネルギーを
プラスの方向に向けていただければと思います。

今までいろいろとお世話になり、ありがとうございました。やはりビジネスは
人ありきであって、いい人に恵まれること、そのためには経営者や経営幹部
のすさまじい努力が必要なことがこれまでの経験からわかったことと思います。

そんなわけで1つの終止符がうたれたわけですが、それも1つの人生です
のでしばらくはゆっくり休むのもいいと思います。

とにかく敗北というより喪失感で普通はなかなか立ち直れないわけですが
最後の最後までやれることをやり、きちんと最後にびしっと
締めてあらゆる社員をはじめとして、現場スタッフ、関係者に
心の底から感謝することが最後の最後でも
できる一番大切なことです。

飲食店やサービス業の店舗、鉄道や駅の営業の最後
などでは、ニュースでとりあげられることもありますが
そういう現場に私は一番最後の客として、立ち会えたら
それは素敵なことではないかなとふと思うことがあります。

たとえそれが立ち食いそばのお店でも、マッサージ屋さんでも
鉄道の駅であっても最後の営業日に「おつかれさまでした。今まで
ありがとうございました」といってあげたいと思うわけです。

さて、最後の営業などと書いたのは、先日「最後の授業」について
考えることがあって、昔のことを思い出してしまったわけでそれで
ブログネタにして、アワセ技にしてみました。

しかしながら「最後の授業」といっても、「何ですかそれ?」
といった感じで最近の人は、知らないというかそういうジャンルに
縁がなく、興味がないという人も多いようです。
別に知らなくてもいいのですが私のような立場だと
概要ぐらい知らないと恥ずかしいなあと思います。
(まあ私も海外の作家のことなどほとんど知りませんから
それは、それでまずいです)

アイウェーブが大事にしている「知性」というものは、
常に磨いて新しく仕入れてさらにパワーアップしなければと
日々思っております。

そんなわけで記録も兼ねて
「最後の授業」(フランス人作家のドーデの短編小説 月曜物語の一編)
でのアメル先生の言葉をふりかえって、終わりとします。

歴史的背景や政治的なことを知らないとちょっと苦しいのですが
まあそれはそれでいいかなと。
ドーデだけに「どーでもいい」なんてことは絶対に言えません。

「私がここで、フランス語の授業をするのは、これが最後です。普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン領になり、ドイツ語しか教えてはいけないことになりました。これが、私のフランス語の、最後の授業です」。

先生は「フランス語は世界でいちばん美しく、一番明晰な言葉です。そして、ある民族が奴隸となっても、その国語を保っている限り、牢獄の鍵を握っているようなものなのです」と語り、生徒も大人たちも、最後の授業に耳を傾ける。やがて終業を告げる教会の鐘の音が鳴った。それを聞いた先生は蒼白になり、黒板に「フランス万歳!」と大きく書いて「最後の授業」を終えた。


こんな感じではあるのですが、いろいろ諸事情があるようで当時共感して
読んでいたものもいろいろ裏の背景を知ると、国語教材から消えるのも
なるほどわかるなあと思ったわけです。


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