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遺族がTOTOを提訴 偽装請負での労災死事故で 大津地裁

  • 2008/09/05(金) 23:07:28

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■9月5日 産経ニュース

遺族がTOTOを提訴 偽装請負での労災死事故で 大津地裁

衛生陶器最大手「TOTO」(北九州市)の滋賀工場(滋賀県湖南市)で昨年5月、偽装請負の状態で働いていた男性が死亡した労災事故をめぐり、両親らが5日、「事故はTOTO側が安全管理を怠ったため起きた」として、同社に約1億円の損害賠償を求める訴訟を大津地裁に起こした。

死亡したのは同県甲賀市甲賀町、西野尾茂信さん=当時(39)。

 訴状によると、西野尾さんは平成5年から同工場で勤務。昨年5月14日、トイレのタンクを成型する機械の修理中に、機械と支柱との間に頭を挟まれて死亡した。

 西野尾さんは、所属する会社とTOTO側との業務請負契約に基づいて勤務。TOTOとの間に直接の雇用関係はなかったが、原告側は「安全管理は実質的にTOTO側が行っており、同社の指揮下にあった」と主張している。

 事故をめぐっては、東近江労働基準監督署が労働安全衛生法違反の疑いで同社を書類送検し、甲賀簡裁が今年7月、罰金50万円の略式命令を出している。

 TOTO広報部の話「訴状を見ていないのでコメントできない」
(引用ここまで)

詳細はわかりませんので、はっきりとはいえませんが、今回の場合、業務請負契約とはいえ、使用者とみなされる可能性が高いといえます。

TOTOの工場内で働いていたということで、実際は指揮命令関係があったとみなされてもおかしくありませんし、安全衛生法上の責任は、当然管理責任があるのはTOTOといえるでしょうから、今回罰金は出ているのでしょうが、遺族は損害賠償請求をしております。

巨大企業は、このように高額の請求をされてしまってもおかしくはないのですが、これと似たようなケースの他の事件をご紹介しておきます。

 新聞あかはた 2月14日記事

派遣先も賠償責任  東京地裁判決 偽装請負の労災死
偽装請負で働かされ労働災害で死亡した青年派遣労働者の両親が、「安全対策を怠った」として派遣先と派遣元に損害賠償を求めた裁判の判決が十三日、東京地裁でありました。山田俊雄裁判長は、偽装請負で働かされていたと認め、派遣先・元に約五千二百万円の賠償を命じました。原告側によると、労災で派遣先にも賠償を命じたのは極めて異例だといいます。

 訴えていたのは、死亡した飯窪修平さん=当時(22)=の両親、慎三さん(58)と可代美さん(55)。

 修平さんは二〇〇三年七月、テクノアシスト相模(神奈川県相模原市)から同市内の大和製罐(東京都中央区)工場に派遣され、高さ九十センチの脚立に乗り、高さ二メートルのラインを流れる缶の検査作業に従事。脚立の足場は四十センチと狭く、安全柵や命綱もなく、八月二日、一人で作業中に転落し、十一月八日に死亡しました。

 当時、製造業への派遣は禁止でしたが、テクノ社と大和側は請負契約を結んでおり違法ではないと主張していました。

 判決は、「実質的に大和製罐の指示のもとに労務提供を行っており、使用従属の関係が生じている」と偽装請負を認定。「危険のない作業台を使用させる安全配慮義務に違反した」としました。

 記者会見で慎三さんは「派遣や請負で働く人の安全が粗末にされているのをなくしたいと裁判を起こした。同じような状態にいる人が安全に働けるようになってほしい」と語りました。川人博弁護士は「派遣先にも責任を認めた意義が大きい。製造業への派遣が増えているもとで、働く人の安全を守るように経営者に警告を発するものだ」とのべました。相模原労基署は〇三年、業務災害と認定し遺族への補償金支給を決定しています。
(引用ここまで)

このニュースは、あまり話題になっていなかったかもしれませんが、約5200万円の賠償判決は、金額以上に重いもので意義のあるものだったと思います。

とにかく偽装請負はやめていただき、直接の雇用契約を進めていただきたく思います。


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