大卒の3割以上が3年以内に離職している 

  • 2017/02/01(水) 07:30:43

大卒の3割以上が3年以内に離職している

七五三現象とは?

 「七五三現象」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないだろうか。
新卒で就職した人のうち中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割が3年以内に
辞めてしまうという現象を表した言葉である。新規学卒者の離職状況の傾向につい
てはずっと前からのことで割合については、大きな変化ではないが、やはり時代と
ともに変化してきている部分も一部ある。最新のデータをもとに分析して下記にまとめる。





高卒の卒業後3年以内離職率は、40.9%

厚生労働省は平成28年10月25日、新規学卒者の離職状況(平成25年
3月卒業者の状況)を公表した。調査データによると大学卒の3割以上が
3年以内に離職しており、事業所規模別卒業3年後の離職率をみると
、5人未満がもっとも高く59.0%、5~29人が49.9%という結果となっており、
大手企業に比べて中小企業においてはかなり厳しい状況となってい
ることが明らかになった。

<新規学卒者の卒業後3年以内離職率>
○ 大学   31.9% 前年比0.4ポイント減
○ 短大等  41.7% 同0.2ポイント増
○ 高校   40.9% 同0.9ポイント増
○ 中学   63.7% 同1.6ポイント減


「宿泊業、飲食サービス業」がトップ
また業種別にみると大卒については離職率の高い産業は上から
「宿泊業、飲食サービス業」、「生活関連サービス業、娯楽業」、
「教育、学習支援業」、「医療、福祉」、「小売業」となっている。

特に「宿泊業、飲食サービス業」にいたっては、50.5%とかなり高い数値となっている。
離職率は労働時間や職場環境の影響も大きいといわれている。事業を継
続していくためにも新卒を定着させて、戦力として力を発揮できるようにな
るまで育成していかなければならない。

中小企業の経営陣は、この新規学卒者の離職率の高さについて経営上
の重要な問題として認識しなければならないわけだが、残念ながら有効な
対策をとれていないところが多い。

新卒社員が定着するためのポイントは、なんといっても教育面の充実
が鍵であると考える。中小企業には指導する側にも優秀な人材は少ないし、
日々の仕事に追われてしまいがちであり決して簡単ではないが、工夫してと
にかくコツコツやっていくしかない。

中小企業にも強みがあり新卒社員に強く響くものもきっとあるはずなので、
社員の定着というテーマでできることを冷静になって考えて早めに実行して
いくのがよいだろう。

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