労働法令違反の企業名を公表 334件 厚労省

  • 2017/05/24(水) 07:30:53

厚労省、労働法令違反の企業名を公表 334件  厚労省企業名公表リスト リンク

厚生労働省は5月10日、違法な長時間労働や労災に
つながる瑕疵、賃金不払いなど労働関係法令に違反
した疑いで書類送検した334件に関し、その企業
名を同省のホームページで公開しました。

これまでも厚生労働省が企業名を公表するケース
もあったが、その対応は状況によりさまざまでした。

今回は各労働局の発表内容を初めて一覧表にま
とめ、一括して掲載したので、その影響は大きい
ものと思われます。

今後も1か月ごとに更新していくということで、
情報として求職者だけでなくビジネス上の取引
をしていくうえでも参考にしたいところです。

企業名を公表されるということは、ブラック
企業と認定される可能性もあり、求職者から
拒否されることになり、また官公庁の入札に
関して拒否されたり、取引企業から取引停止
を言い渡されたりすることになるので絶対に
軽視してはなりません。

これを機会に各企業が法令遵守を徹底しな
ければならないという意識に変わることを
願っていますし、社労士としてできること
はたくさんあり、問い合わせをいただけれ
ばと思っています。

社員に違法な残業をさせた疑いで書類送検
された大手企業も含まれており、その影響
は大きいといえます。

また労災事故を報告しなかった疑いで書類
送検された大手企業もありますが、このよう
な労災事故の隠ぺいというものは会社風土や
企業の体質にも問題があり、改善は簡単で
はないが、これを機会に変わることを望みます。

意外なのは掲載されているのは中小企業も
結構多いということで、決して他人事では
ないという点です。

今回の内訳をみてみると、企業が安全対策
を怠った労働安全衛生法違反209件、
賃金未払いなど最低賃金法違反62件、
違法な長時間労働をさせるなどした労働
基準法違反60件が主なところとなっています。

実際に書類送検されるというのは、かなり
悪質、そして相当なレベルにあるからであり、
いきなり書類送検されるわけではないので、
虚偽の報告や隠ぺい、そして指導を無視して
改善しない結果として行われたわけです。

今までは書類送検されたとしても仕方ない
と思うところがあったのかもしれません。

しかしながら、このように公開されて
しまえば、企業経営に影響が出てしまう
こともありますのでかなり危険です。

このような一覧表の公開は、今回は企業
名を公表されていない他の違反企業への
警鐘でもあり、厚生労働省はかなり力を
入れているので過重労働などについては、
労働基準監督署の調査がさらに増えてくる
ものと思われます。

今回の企業名公表を受けて、どのように
受け止めるかは各企業のスタンスで
分かれるところであるが、中小企業だ
からといってもこのような発表を無視して、
ごまかし続けることはできないと考えます。

社会が大きく変化していく中で企業側も
早めに対応して社内の労務管理を
含めてその企業体質そのものを変えてい
かなければ、従業員のモチベーションに
も大きな影響があるということを理解する
べきであるといえます。

厚生労働省 企業名公表リスト
労働基準関係法令違反に係る公表事案

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf#search=%27%E4%B
C%81%E6%A5%AD%E5%90%8D%E5%85%AC%E8%A1%A8+%E5%8E%9A%E
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