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「行政書士の権限逸脱」大阪弁護士会、NHKドラマにNG

  • 2009/07/30(木) 10:55:11

7月30日 yomiuri online

「行政書士の権限逸脱」大阪弁護士会、NHKドラマにNG

NHKが4~5月に8回放映したドラマ「コンカツ・リカツ」で、行政書士役が離婚問題をアドバイスするシーンがあり、大阪弁護士会(畑守人会長)が「弁護士以外が報酬目的で法律事務を取り扱うことを禁じた弁護士法に違反する」としてNHKに抗議書を送っていたことがわかった。
~途中省略

 同弁護士会が問題にしたのは、「離婚カリスマカウンセラー」の行政書士役が、夫から受け取る生活費についてアドバイスしたり、慰謝料の額に言及したりしていた場面。

 抗議書では、行政書士について「職務権限は官公署に提出する書類などの作成業務で、その範囲で依頼人の相談に応じることができる」とし、「弁護士に認められた法律相談とは異なる」と指摘。

 ドラマの行政書士役については「法的手段や法律解釈に踏み込んだ見解を示し、行政書士の職務権限を逸脱している」と主張している。
(引用ここまで)

番組については見ていないので何ともいえませんが、職務権限を逸脱して揉め事になることは、どの士業間にもいろいろあります。特に司法書士と行政書士の間が印象が強いです。

行政書士は、定款の作成はできますが、登記業務は司法書士でなければできません。しかしながら実質野放し状態というか、いろいろ会同士でも主張があるようです。詳しい話は聞いてみたいとは思いませんが、こういう世の中の対立軸は押さえておきたいので情報は収集しておきたいと思っています。

さて、弁護士法違反の件ですが、今回はテレビで放送してしまったので、一般のヒトが誤解することになり影響力も大きいので、大きな問題だとする弁護士会の意見には賛同します。

私たち社会保険労務士も独占業務をもっております。しかしながら、私の場合は社会保険労務士事務所としての業務もありますが、コンサルティング業務もありますのであまり独占業務に集中してやっているわけではありません。

実際に私自身が法違反しているヒトをたまにみつけたとしても通報したりはしませんが、いいかげんな知識で行うことによりお客さんが困ってしまうことが大きな問題です。

手続業務は、思っている以上に奥が深く簡単なようでちょっとしたことが命取りになることもあるのです。そのような場合に、もともとコンプライアンスに反して仕事をしているわけですから、顧客から損害賠償されたら大変なことになるということは頭に入れておいてほしいです。

社労士会のサイトからの引用になりますが、

労働社会保険に関する申請書等の作成及び届出の業務や労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類の作成業務などについて、業として行えるのは、社会保険労務士法により社会保険労務士の資格を付与された社会保険労務士だけです。

アウトソーシング等を行う法人組織、経営コンサルティング会社等の無資格者や、労務管理士などと称していても社会保険労務士でないものが上記の業務を行えば、社会保険労務士法違反となります。
また、上記の無資格者が、給与計算システム等を使用し、給与計算に付随して労働社会保険諸法令に基づく申請書等及び帳簿書類を作成することも同様に社会保険労務士法違反です。


EX
労務管理士と名乗るヒトが社会保険労務士業務をやるといってきた

アウトソーシング会社(記帳代行、経理代行会社)が雇用保険の手続をやるといってきた

経営コンサルティング会社が厚生労働省管轄の助成金の手続をやるといってきた

いずれも社会保険労務士法違反ですので、社会保険労務士会に問い合わせるようにと会では案内しております。

全国社会保険労務士会連合会
http://www.shakaihokenroumushi.jp/

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