FC2ブログ

ニコンなどの賠償増額、7000万円支払い命令 過労自殺訴訟

  • 2009/07/31(金) 07:49:41

ニコンなどの賠償増額、7000万円支払い命令 過労自殺訴訟
 
ニコンの工場に派遣された業務請負会社「アテスト」(名古屋市)の元社員、上段勇士さん(当時23)が自殺したのは過重労働によるうつ病が原因として、母親の上段のり子さん(60)が両社に計1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。都築弘裁判長は、両社に計約2488万円の支払いを命じた1審判決を変更。賠償額を約4569万円増額し、計約7058万円の支払いを命じた。

 判決は、上段さんの自殺前の勤務状況について(1)時間外や休日労働をしていた(2)担当外の重い業務との兼務で心理的負荷を蓄積させていた――などと指摘。「自殺の原因は業務に起因するうつ病と推認できる」と判断した。

 「製造業への派遣を禁止していた当時の労働者派遣法に反していた」と言及。ニコンの従業員には指揮・監督権限があったのに、過重労働で心身の健康を損なうことがないよう注意する義務に違反したと結論付けた。(引用ここまで)

ニコンと業務請負会社両社に対する損害賠償ですが、そもそも当時は製造業派遣は禁止されていますので大前提として問題があったということです。それも業務請負として強引に契約しているが実態は、派遣ということでその指揮監督権限がニコン側にあったのに注意や配慮する義務に反したということになりました。

現在は、製造業は3年を上限として派遣が認められていますが、業務請負会社や派遣会社が規模が小さくても相手先が大きいと一歩対応を間違えると巨額の損害賠償をされてもおかしくないということが今回で証明されてしまいました。

長時間労働は別としても、慣れない仕事と責任の重い仕事を派遣社員に任せるということはよくあるはずなので、コミュニケーションをとりながら、状況を常に観察していくのがよいでしょう。

ニコンをカメラのイメージで考えてしまうのは単純ですが、キヤノンも偽装請負でかなり有名になりました。このような事件で企業名が出ることは相当イメージが下がってしまいますのでニコンも一流企業らしく大人の対応をしてもらいたいと思います。


この記事が少しでも
参考になったと
思われた方は、お手数ですが
応援のクリックを
お願いします。

     ブログランキング


会社バナー 2






関連記事
スポンサーサイト



この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する