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京大准教授「あほんだら」はパワハラ…京都地裁

  • 2010/09/21(火) 10:30:19

9月16日 yomiuri online

京大准教授「あほんだら」はパワハラ…京都地裁

京都市南区の医療用具製造販売会社でパワハラを受けたとして、元社員の男性(61)が、同社と同社社長、大株主の京都大再生医科学研究所所属の男性准教授に慰謝料など計330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、京都地裁であった。

 大島眞一裁判官は「准教授は侮辱発言や違法な配置転換をした。社長も制止せず、准教授と一体となって違法行為をしたと認定できる」として、被告側に80万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2005年3月、同社に経理部長として入社、06年7月から待遇を巡って会社側とトラブルになった。特に、07年2月の組合加入後は、実質経営者で技術顧問という立場にある准教授から「給料もうてまともに仕事せんやつ」「(会社を)辞めたらええんや」「あほんだら」などと会議で再三言われたほか、意に添わない配置転換になったり、一般職に降格させられたりした。男性はそのまま昨年7月、定年退職した。

 大島裁判官は判決理由で「男性に挑発的な態度があったにしても、准教授の発言は社会的相当性を逸脱しており、組合に加入したことなどを理由に配置転換したことも合理性はなく違法」と述べた。

 同研究所は「判決内容を確認しておらず、コメントしようがない」としている。

(引用ここまで)

最近は、このようなパワハラ事件が多くなってきました。このような情報をよく知っていれば知っているほど、怒ったりすることにためらう経営者も出てきます。

また少し指導しただけで、「それってパワハラじゃないですか?」と逆に経営者を脅す人も出てきているようです。

先日もクライアントが、「最近の従業員は、ちょっと言っただけで、すぐパワハラと言うから、指導もできないと嘆いていました。しかしながら、強く叱ったからといってパワハラになるわけでもありませんし、怒らなければならないときに怒らないと従業員に舐められてしまいます。とにかく間違っていたり、ミスをしたりしたらその事実を叱る。そして感情的にならず、次回へのアドバイスも含めてきちんと指摘をすることが大切です。


今回のケースの場合は、「給料もうてまともに仕事せんやつ」「(会社を)辞めたらええんや」「あほんだら」などと会議で再三言われたというのがポイント。

「再三」というのは、継続的にいわれていたということでしょうし、「給料もうてまともに仕事せんやつ」というのは。言い方を変えれば「給料泥棒」とニュアンスが似ているので、その場合は人格を否定していると言われても
おかしくないということです。

判決で京都地裁は「男性は自らのミスについて謝罪しないなど挑発的とも言える言動があったとは認められるが、玄准教授の発言は男性を侮辱する違法行為で社会的相当性を逸脱する」として、玄准教授や会社に80万円の支払いを命じたと他のニュースでありましたが、挑発に対して子どものような仕返しをするようではいけません。

教授や医者は、世間知らずの人も多く、多くの社会的なトラブル(日常社会でのコミュニケーションに関するもの)をおこしています。なかなか自分を冷静にみることができず、すべては自分が正しいと思っているからかもしれません。

教授も医者も専門の部分に関してはプロですが、マネジメントについてはほんとうに素人で最近では訴訟されることも増えてきています。今回は、京大の再生医科学研究所ということで名門の部門だけにブランド価値の低下に大きく影響すると思います。


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